・Beats Studio Budsの購入を考えている
・実際Beats Studio Budsってどうなの?と気になる方
こんにちは。テク(@Tech_Lancer)です。
Beatsの新完全ワイヤレスイヤホンである「Beats Studio Buds」の発売から1週間以上経ち、筆者も毎日使用しています。
発売前からすごく期待していた製品であり、実際に使ってみると期待通りの部分もあれば「ここはちょっと残念・・」と思った部分もあるので、それらについても紹介していきます。
※製品の基本情報や主な機能の詳細については他のブロガーさんがたくさん紹介していると思うので、本記事では割愛させていただきます。
・音質は普通に良い
・超コンパクトで持ち運びがラク
・無意識に触りたくなるような手触りの良いケース
・ノイズキャンセリング機能はそこまで高くない
・バッテリー持ちはそれなりに良い
・H1チップ搭載ではないため、Apple製デバイス間のスムーズな切り替えが不可(代替策あり)
それでは
いってみましょう〜
Beats Studio Budsの良い点

ここでは、Beats Studio Budsの「良い点」についてご紹介していきます。
音質は普通に良い
Beats Studio Budsはイヤホンです。
つまり音質がいちばん重要な要素とも言えるでしょう。
筆者が聴いた限りでは、音質は完全ワイヤレスイヤホンとしては普通に良いと思います。
以前まで使っていた「PowerBeats Pro」と比較すると「若干シャリシャリ感が強いな・・?」とも思っていましたが、使い続けていくうちに気にならなくなりました。
筆者はロック系の音楽をよく聴きます。
そのため、低音もしっかりと聞き取れるのは嬉しいものです。
超コンパクトで持ち運びがラク
完全ワイヤレスイヤホンで音質の次に重要視されるのが携帯性ではないでしょうか。
Beats Studio Budsはケースもイヤホン本体もコンパクトなため、携帯性はとても優れています。
上記ツイートにて、以前まで使っていたPowerBeats Proのケースとの比較も行っています。
▼イヤホン本体も2つとも手のひらに収まるサイズ感。


人によっては「失くしそう」と思ってしまうかもしれませんね。
また、Beats Studio Budsは耐汗・耐水に対応しているので、
- 雨の日のお出かけ
- イヤホンを付けた状態での軽度な運動
も問題なくできます。
「防水」ではないところには注意!
無意識に触りたくなるような手触りの良いケース


Beats Studio Budsのケースは
- 横幅:7.2cm
- 幅:5.1cm
- 高さ:2.55cm
- 重さ:48g
となっております。
以前までPowerBeats Proを使っていた筆者にとっては、
Beats Studio Budsのケースを手にとった際、素で「軽っ!?」と声が出ました(笑)
ケースはさらさらとした手触りで気持ち良いため、
ケースが視界に入ったら無意識に手を伸ばして触りたくなります。
Beats Studio Budsの充電ケースはワイヤレス充電に対応しておらず、USB Type-Cでの充電のみ可能となっています。
バッテリー持ちはそれなりに良い


Beats Studio Budsのバッテリー持続時間は公式サイトによると
・最大8時間の再生が可能(ポケットサイズの充電ケースを使用すると24時間)
Beats公式サイト「Beats Studio Buds」より
・Fast Fuel機能により、バッテリー残量が少なくなっても5分の充電で最大1時間の再生が可能
とされています。
- 通勤や通学
- ちょっとした作業をするとき
などには問題なく使えるレベルのバッテリー持続力です。
実際、筆者もブログの記事執筆中などにBeats Studio Budsを装着しながら書いてたりするんですが、
3〜4時間経過しても50%くらいをキープしていたので、公式のバッテリー持続表記はほぼ合っているんじゃないかなと思います。
充電ケースの充電もお忘れなく!
Beats Studio Budsのいまいちな点


さて、ここからはBeats Studio Budsのいまいちだった点を述べさせていただきます。
ノイズキャンセリング機能はそこまで高くない
Beats Studio Budsの大きな特徴の一つに、ANC(アクティブノイズキャンセリング)が挙げられます。
しかしこのノイズキャンセリング機能、そこまで高くはありませんでした。
・周囲の人の喋り声→ほぼカットできている
・通り過ぎる車の音→かなり接近されるまで気づかないレベル
・地下鉄の音→ノイキャンオフ時に比べるとかなり軽減されているが、完全に聞こえなくなるわけではない
筆者はAirPods Proを所持していないのですが、ノイズキャンセリングの効果が高いのはBeats Studio BudsよりAirPods Proの方が上なのではないかと思います。
17,800円という、ノイキャン機能付きイヤホンとしてはお手軽価格になっているのは、こういうところも理由なのかなと。
これらの理由から、
Beats Studio Budsのノイズキャンセリング機能は「オフ時よりは外音を遮音できる強さ」だと思ってもらえれば良いです。
H1チップ搭載ではないため、Apple製デバイス間のスムーズな切り替えが不可


筆者的にいちばん不便だなと思ったのがこれです。
Beats Studio BudsはiPhoneをはじめとするApple製品はもちろん、Android端末でも使いやすいように設計されています。
そのため、イヤホン本体に搭載されているチップは「AirPods Pro」や「PowerBeats Pro」に搭載されていた「H1チップ」ではなく、独自のチップ(名称不明)が搭載されているようです。
どう不便なのか?
筆者のようにMacBookやiPhoneといったApple製デバイスを多く愛用している方にとっては、「H1チップ」によるデバイス間のイヤホン接続先(ペアリング先)をスムーズに切り替えられる機能はとても重宝しているかと思います。
しかし、Beats Studio Budsは上述したように名称不明の「独自のチップ」を搭載しているので、iCloudを経由して同一AppleIDと紐付けられる機能が無いのです。
※追記
iCloudとの紐付き機能はありませんが、一度ペアリングしたことのあるデバイスであればわざわざ接続を解除しなくてもペアリング先を切り替えられました。
■PowerBeats Proのような「H1」チップ搭載のイヤホンの場合
あらかじめiPhoneとペアリングしておく
↓
同一AppleIDでログインしているApple製デバイス(MacやiPadなど)でペアリング作業が不要になり、シームレスにペアリング先を切り替えられる
■Beats Studio Budsの場合
iPhoneとペアリングする
↓
同一AppleIDでログインしているApple製デバイスのBluetooth欄に「Beats Studio Buds」が無いため、
一度iPhoneとの接続を解除し、接続させたいデバイスで再度ペアリング作業が必要になる。
映画や動画は画面の大きいMacで見たい派の人なので、シームレスな切り替えができず再度ペアリング作業をする手間が必要になるのはネック・・
まとめ
さて、まとめです。
今回は
Beats Studio Budsの1週間使用レポート
というテーマで
Beats Studio Budsの
良かったところ、いまいちだったところ
について紹介させていただきました。
Beats Studio Budsの良かった点としては、
・音質は普通に良い
・超コンパクトで持ち運びがラク
・無意識に触りたくなるような手触りの良いケース
・バッテリー持ちはそれなりに良い
の4つが挙げられます。
対してBeats Studio Budsのいまいちだった点としては、
・ノイズキャンセリング機能はそこまで高くない
・H1チップ搭載ではないため、Apple製デバイス間のスムーズな切り替えが不可
の2つが挙げられました。
※『Appleデバイス間のスムーズな切り替えが不可』については代替策(?)があったため、いまいちだった点としては実質『ノイキャン機能がそこまで高くないこと』のみです。
詳細は本記事内の『H1チップ搭載ではないため、Apple製デバイス間のスムーズな切り替えが不可』の項目をお読みください。
以上のことから、総評的に見ると「17,800円のノイズキャンセリング機能つきイヤホンとしては良い方」と個人的には感じております。
Beats Studio Budsの購入に向いているのは、下記のような方に当てはまるのではないかと思います。
- Beats製品が好き
- iPhoneをはじめとするApple製品を2種類以上持っている
- Android端末を使っている
- 音質についてそこまで気にしない
- ノイズキャンセリング付きイヤホンをお手頃価格で買いたい
- 通勤、通学で完全ワイヤレスイヤホンを使いたい
- 軽度な運動をする際に完全ワイヤレスイヤホンを使いたい
対して、下記のような方はAirPods Proを購入したほうが良いかと思います。
- 少し高くてもノイズキャンセリング機能の効果が高い方が良い
- Apple製デバイスを2つ以上持っている
- ケースはワイヤレス充電で充電したい
お財布とよく相談しましょう・・!
本記事は以上となります。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
ではまた!
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