こんばんは。テク(@Tech_Lancer)です。
PCで作業する際、モニターを2台(デュアルディスプレイ)にすることで、作業効率が42%上がるというのは有名なお話だと思います。
参考:生産性アップのカギは「マルチディスプレイ」(hp公式サイトより)
作業領域が2倍になるので、表示できる情報も2倍以上になります!
実際、モニターを2台にすることで、筆者のブログ執筆やWebライターとしてのお仕事の作業効率が上がっているのが身に染みて分かります。
しかし、当ブログの管理人たる筆者はデュアルディスプレイ環境では物足りず、さらにモニターを1台追加するという暴挙に出ました。
トリプルディスプレイは男子の憧れ(たぶん)
というわけで、本記事では新たに導入したモニターをご紹介します!
それがこちら!

EVICIVというメーカーから販売されている、15.6インチのモバイルモニターです。
・持ち運び可能なコンパクトサイズ
・据え置きモニターと違い、置くスペースをそこまで必要としない
・画面は非光沢なので反射を気にする必要がない
・デフォルトでケースが付属しているので、別途買う必要がない
15.6インチという大きさは
画面が少し大きいノートPCと同じくらいのサイズです。
定価は28,980円となかなか良いお値段。
とはいえ、作業領域が広がるメリットは価格以上にあると思います。
なお、筆者が購入した時はちょうどAmazonのタイムセール期間中だったので、購入価格は18,980円と非常にお得に買えました。
1万円の割引は大きい・・!
「EVICIV モバイルモニター15.6インチ」はPCのサブモニターとして使えるほか、
SwitchやPS4といったゲーム機も接続できますので、出先や旅行などでも活躍できること間違いなし!
本記事は
- Macbook Proを使っていてサブモニター導入を考えているが、どれを選べばいいのか分からない
- Macbook Proでデュアルまたはトリプルディスプレイ環境を構築したい
- サブモニター導入を考えていて、予算3万円未満のモニターを探している
- 旅行先等で、SwitchやPS4を大画面で楽しみたい
上記のような方には、役に立てる記事になっているかなと思います。
・EVICIVモバイルモニター15.6インチの紹介
・MacBookPro 16インチ(2019年モデル)で、デュアルディスプレイ及びトリプルディスプレイ環境を作る方法の解説
・EVICIVモバイルディスプレイとSwitchの接続方法の解説
それでは
いってみましょう〜
EVICIVモバイルモニター15.6インチ開封の儀&セット内容紹介
まずは簡単に開封の儀をしていきます。

段ボールを開けたら緩衝材のほか、モバイルモニターの外箱とすぐにご対面です。

外箱とMacbookPro 16インチを並べてみたらこんな感じ。

そして、外箱を開封するとすぐにモバイルモニター本体が!


モバイルモニター本体の下には、
- ケーブル類3種(USB-AtoC、USB-CtoC、HDMIケーブル
- 取扱説明書
- 電源供給用のアダプター
が入っていました。

こちらのケーブル類3種は一度に全て使用するわけではなく、モバイルモニターの接続元となる機器によって変わります。
例えばSwitchなら
USB-CtoCのケーブルと、USB-AtoCの給電用ケーブル+付属のアダプターだったり。
本製品のスペックは?
EVICIVモバイルモニター15.6インチのスペック詳細は下記の通りです。
サイズ | 15:6インチ (アスペクト比16:9) |
---|---|
パネル | IPS |
表示色 | 1677万色(8bit) |
解像度 | 1920*1080 (フルHD) |
輝度 | 300cd/m2 |
応答速度 | 5ms |
映像入力 | USB Type-C(出力用&給電用) 標準HDMI(出力用) |
サウンド出力 | ヘッドホン端子 |
スピーカー | 内臓 |
重さ | 658g |
素材 | PC+ABS樹脂 |
色々と難しい単語が並んでますが、ざっくり言うとこんな感じです。▼
■IPS→視野角が広い
■解像度→画質の良さ
※フルHDは、Switchをドックに接続してTV出力した時と同じ画質
■輝度→画面の明るさ
■応答速度→操作をしてから画面の描画に反映されるまでの速度
※5msはそこまで遅延は感じない。音ゲーなど、場合によっては遅延を感じるかも?
分かりづらいなって思うものをピックアップしました。
画面は非光沢で、ノートPCがもう一台増えたかのような存在感を放つ

本製品は画面が大きいだけでなく、既にケースが取り付けられていることもポイントが高いですよね。
使わない時は閉じておきやすいし、
画面に傷がつく心配もないのでカバンにも入れやすそうです。

ケースを開くと、大きな画面が出てきます。
画面は非光沢なので、映り込みも気にせずに作業ができます!

ケースにある2つのくぼみにモニターの側面を置くことで、2段階の向きに変更可能。
【1段階】

体感的には、一般的なノートPCの適正な画面角度といった感じです。
【2段階】

個人的には、この2段階目の角度が見やすくていいなって思ってます。
1段階目の角度で正面から見た様子▼

裏側から見るとこんな感じ▼

15.6インチという大きさは、少し大きめのノートPCと同等のサイズです。
そのため、PCがもう一台増えたかのような存在感を放っています。

16インチのMacBook Proの隣に置いてみると、15.6インチのモバイルモニターであってもかなり大きいのが分かります。
画面が大きい=表示領域も広いので、サブモニターとして使うと作業効率も爆上がりです。
モニターの両側面に各端子類やボタンが配置
【EVICIVモバイルモニター右側面】

モバイルモニターの右側面には、HDMI端子やUSB-C端子、イヤホンジャックがついています。
Type-Cポートの上にあるてんてんはスピーカーです。
モバイルモニターにPS4を接続する場合は、ここのHDMIポートを使うわけですね。
【EVICIVモバイルモニター左側面】

左側面には、USB(OTG機能)や各種ボタンが配置。
もちろん、こちらにもスピーカーがついています。
モニター前面にある丸いくりぬきは、
ペンなどを突っ込むことで
ケースのくぼみを使わずとも立てかけられるようです。
さて、次の項目ではいよいよMacBook Pro16インチとEVICIVモバイルモニター15.6インチをデュアル&トリプルディスプレイ化していきます!
MacBook Pro+EVICIVモバイルモニターでデュアル&トリプルディスプレイ環境を作ってみる!
作業効率42%UP!サブモニターをデュアルディスプレイ化へ

さて、ここからはEVICIVモバイルモニター15.6インチをMacBook Proに接続して、デュアルディスプレイ化していきます。
デュアルディスプレイ化に必要なもの
EVICIVモバイルモニター15.6インチに付属しているケーブル類があればOK!
上記画像がデュアルディスプレイスタイルの完成図です!
以下より、手順を簡単に解説していきます。
1.付属のUSB-CtoCケーブルを取り出す

2.モバイルモニターの右側面のUSB-Cポートに接続する

3.USB-CケーブルをMacBook ProのUSB-Cポートに接続

これで、自動的にモバイルモニターの電源がつきます!▼

4.MacBook Pro側で電源を入れる(またはスリープを解除する)

接続自体はこれで完了ですが、これだけではサブモニターとしては使えません。
ですので、Mac側でディスプレイの設定をいじっていきます。
設定はとっても簡単です!
モバイルモニターをサブモニターとして使うために、MacBook Pro側でディスプレイ設定をいじる
1.システム環境設定を開く

2.システム環境設定の中から、「ディスプレイ」を選択する

3.上記操作で表示されたメニューにて、「配置」タブを選択する

この画面で、
サブモニターのディスプレイ位置を調整していきます。
「ディスプレイをミラーリング」にチェックが入っている場合は、チェックを外しておいてください。
4.右の画面をドラッグし、MacBook画面の左側に持ってくる(サブモニターをMacBookの左に置いている場合)

左に持ってくると、こんな感じになります。▼

左側に持ってきたら、位置を微調整して終了!
これで、モバイルモニターがサブモニターとして使えるようになります!▼

少々見にくくて申し訳ないですが、黒いカーソルがMacとモバイルモニターを行き来しているのがお分かりいただけるかと思います。
デュアルディスプレイ化はこれで終了です!
続いてはトリプルディスプレイ化!
モニターをさらにもう一台接続!要塞感あふれるトリプルディスプレイ化へ!

ここからは
- EVICIVモバイルモニター15.6インチ
- MacBook Pro 16インチ
- 市販のゲーミングモニター
を使用し、トリプルディスプレイ化する方法を簡単に解説していきます。
トリプルディスプレイ化に必要なもの
・HDMIポートのあるモニター(市販のゲーミングモニターでOK)
・映像出力の為のUSB-CtoHDMIケーブル
筆者が普段ゲーム用として使っているモニターは、ASUSのゲーミングモニター(27インチ)です。
※上記モデルは、筆者が使っているものよりも新しいモデルです。
27インチは大きすぎず小さすぎずで、
程よい迫力が感じられるのでオススメ!
映像出力のためのUSB-CtoHDMIケーブルはこれを使ってます。▼
以下より、
トリプルディスプレイ化の手順を説明します!
前手順としては特に必要なく、「デュアルディスプレイの手順を終えた後から続きでやる」と思ってもらえれば大丈夫です。
1.USB-CtoHDMIケーブル(C端子の方)をMacBook Proに接続する

2.USB-CtoHDMIケーブルのHDMI端子の方を、市販のモニターに接続する

3.モニターの電源を入れるとMacBook Proの画面が表示され、接続完了!

たったこれだけでトリプルディスプレイ化が完了です。
モバイルモニター側をいじる必要は全くありません!
ただし!
このままではデュアルディスプレイと同じ扱いになっている為、Mac側で再度ディスプレイ設定を変える必要があります!
とはいえ、
手順としてはデュアルディスプレイの時と同じ感じでとっても簡単です。
トリプルディスプレイとして使うために、Mac側でディスプレイ設定を再度いじる
MacBook Proの方で「システム環境設定」から「ディスプレイ」を選ぶところまでは全く同様ですので、ここでは割愛します。
「配置」で3台目のモニター位置を調整する感じです。

デュアルディスプレイの時と同じ要領で、3台目のモニターを配置したい場所にドラッグします。
こうすることで、ようやく市販モニターがトリプルディスプレイとして使えます!
作業領域がさらに増えて快適に!
SwitchとEVICIVモバイルモニターを繋いでみた!

さて、ここからはおまけとして、SwitchとEVICIVモバイルモニターを接続する方法をご紹介します。
出先などでSwitchをそれなりの大画面で遊びたい時に重宝するかも?
Switchとモバイルモニターを接続する方法は、これまたとっても簡単です。
1.モバイルモニターに付属のUSB-CtoAケーブルと、給電用アダプタを用意する


給電用アダプタにUSB-CtoAの「A」の方を挿して、アダプタをコンセントに挿します。
このモバイルモニターはバッテリー内蔵型ではないため、
電力が足りない時はこうやってアダプタ経由で給電する必要があります。
15.6インチで大容量バッテリーを内蔵したモバイルモニターはこちら!▼
2.USB-CtoCケーブルを、モバイルモニターとSwitch本体に接続する


3.Switchの電源を入れて接続完了!

操作はジョイコン、プロコンどちらでもOKです。
筆者は圧倒的プロコン派!
モバイルモニターでモンハンライズをプレイしてみた。

さっそくモンハンライズでお試しプレイをしてみました。
以下に、1クエスト行ってみて感じたことを並べてみます。
・画質は綺麗
・モニター自体のリフレッシュレートは60Hzだが、クエスト中など激しい動きをすると結構フレームレートが下がる(体感30fps未満)
・遅延はあまり感じられなかった(タイミング命のジャストガードもやりやすい)
・内蔵スピーカーの音は低音に弱いが、音自体は普通に良い
まぁモバイルモニターってこんなものだろう、という感じでした。
ぶっちゃけ携帯モードの方がフレームレート高いと思う。
負荷が比較的やさしいSwitchのゲームでこれなので、高負荷になりがちなPS4のゲームだとフレームレートはさらに下がりそうです。
まとめ

さて、まとめです。
今回は「EVICIV モバイルモニター 15.6インチ」を紹介するとともに、
MacBook Pro及び市販のモニターに接続して、デュアル&トリプルディスプレイ化についても解説しました。
【内蔵バッテリーありモデル】
・15.6インチという大きさは、ノートPCのデュアルディスプレイとして使いやすいサイズ感
・モバイルモニターの液晶は非光沢なので、周りの映り込みを気にせず作業できる
・SwitchやPS4を繋いでゲームもできるが、激しい動きを求められるゲームには不向き
EVICVIモバイルモニターはゲームプレイにはやや不向きですが、PCのデュアルディスプレイ役としては非常に優秀というのが筆者の印象です。
デュアルディスプレイ導入を考えている方にはお勧めします!
本記事は以上となります。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました!
ではまた、次の記事でお会いしましょう。
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