本記事はせとさん主催の
Twitter上でのアドベントカレンダー企画、
「モンハン愛をカタチに2021」の投稿作品となります。
せとさんのTwitterはこちら。
@kura_tong
こんにちは。テク(@Tech_Lancer)です。
突然ですが「願いを叶えるランス」と聞くと何を思い浮かべるでしょうか?
攻撃力が高く、斬れ味が良く、スロット数が多い・・
といったような、
「ハンターの求める理想の性能を全て備えたランスのこと?」
と思う方や、
「そういうメルヘンチックな設定のあるランスのこと?」
と思われる方も居るでしょう。
しかし、
本記事で紹介する「願いを叶える」というのは上記2つのどちらでもありません。
では、「願いを叶えるランス」とは一体何なのか?
それは、筆者の愛用ランスである「テリオス=ダオラ」のことです。
シンプルな槍デザインと、主張の強い盾デザインが特徴的なランスですね。
このランスを見て、
- 「『願いを叶える』とどう関係があるの?」
- 「なぜ盾がライオンなの?」
- 「名前の由来ってあるの?」
と思った方もいらっしゃるでしょう。
本記事の前半では、
- テリオス=ダオラはどんなランスなのか
- なぜ「願いを叶えるランス」なのか
- 盾デザインが雌の獅子である理由
といったことを紹介し、
記事の後半では
テリオス=ダオラの武器フィギュアを紹介していきます。
・願いを叶えるランスとはテリオス=ダオラのこと
・テリオスとは古代ギリシャ語で「願いを叶える」という意味
・盾デザインが雌の獅子である理由は武器強化を重ねることで分かる
・その他テリオス=ダオラの魅力の全て
テリオス=ダオラとは
ここでは、テリオス=ダオラがどういったランスなのかをご紹介します。
MH2から登場している歴史あるランス
武器名から分かるように、
テリオス=ダオラは「鋼龍クシャルダオラ」の素材を使って作られたランスです。
クシャルダオラはモンスターハンター2(ドス)で初登場にしてメインモンスターを務めており、このランスも同じくMH2で初登場しました。
凄くさびた槍を磨き、
鋼氷槍を鍛えることで
「テリオス=ダオラ」となります。
ちなみに
G級(マスターランク)の存在する作品では、
更なる強化先として「レグルス=ダオラ」が存在します。
テリオス=ダオラはMH2以降、下記作品で登場しています。
・MHP2nd
・MHP2ndG
・MH4(4G含む)
・MHX(XX含む)
・MHWorld(IB含む)
・MHRise
XX→Wで武器のグラフィックが大きく向上しているのがよく分かりますね。
筆者はMH3Gでハンターデビューしたので、このランスとの出会いはMH4が初めてでした。
テリオス=ダオラの生産のベースとなるランスは、MHWorld以前は「凄くさびた槍」であることがほとんどでした。
しかし、MHWorldでは生産元が変わり「黒鋼の槍」になり、
最新作のライズではついに「鋼氷槍」を直接生産できるように!
ライズにおける鋼氷槍の性能などはこちらにて!
【モンハンライズ】アプデで追加されたランス8種まとめ【ver2.0.0】
気軽に作成できるので、
素材が余っていたら作ってみてくださいね。
ランスらしい無骨なデザイン。だがそれが良い。
テリオス=ダオラの槍デザインですが、派手な装飾や特徴的なギミックなどはありません。
ランスらしいシンプルなフォルムを保ちつつ、「鋼龍素材を使っているんだな」と思えるデザインとなっています。
ちなみに・・
テリオス=ダオラの槍の持ち手の先端は、肉食動物の脚を連想させる形状となっていたりします。▼
「この形状ならクラッチクローとして使えるのでは?」と思ったことがあるのは多分ボクだけでしょう。
盾デザインについては、
後ほどご紹介します。
武器の音色
ここで言う「音色」とは、もちろん狩猟笛のような旋律のことではありません。
では何かと言うと、武器を抜槍した時や突いた時の音のことです。
鋼氷槍系統の武器の効果音は、クシャ武器らしく鈍い金属音が響きます。▼
「ライズ」では、残念ながら武器ごとの固有の効果音がなくなり上記のような効果音が聴けなくなりましたが、「ダブルクロス」などでは聴くことが出来ます。
武器説明文
ここでは、テリオス=ダオラの武器説明文を軽くご紹介します。
最新作「モンハンライズ」では
世界を冷気で侵食する、鋼氷槍の強化形態。
時間が停止するかのように、全てを凍結する。
となっており、
「願いを叶える」とはほど遠いような仰々しい説明文ですが、クシャ素材の武器としてはピッタリとも言えます。
作品によって説明文が変化している
例えばMHWorld(IB含む)では、
クシャルダオラの槍。
突き刺せば大地も凍る鋼龍槍。
その大地は命を育まぬ永久凍土と化す。
となっていたり、
初登場作品のMH2では
突き刺せば大地も凍る鋼龍槍。
振るいし者が倒れた大地は
命を育まぬ永久凍土と化す。
というような文言になっており、
こちらはモンハンライズの「鋼氷槍Ⅰ」の説明文にもなっています。▼
いずれも物々しいけれど、カッコいいですよね。
なぜ「願いを叶えるランス」なのか
ここでは、テリオス=ダオラがなぜ「願いを叶えるランス」なのかについて解説していきます。
古代ギリシャ語が由来
テリオス=ダオラの「テリオス」とは、
古代ギリシャ語で「願いを叶える」という意味。
(参考:ニコニコ大百科)
だから、
願いを叶えるランス・・
テリオス=ダオラなのです。
少々こじつけ気味ですがお許しを(汗)
以上のことから、願いを叶えるランスと言うのは、
ハンターの求める理想の性能を持つランス
でもなければ、
メルヘンチックな設定があるランス
でもありません。
でもロマンチックではありませんか・・?!
テリオス=ダオラ・・
願いを叶える=ダオラ・・
つまり、クシャルダオラは願いを叶える存在だった・・?
筆者の勝手な妄想です。
また、テリオスには「完全な」や「完全無欠の」といった意味もあるみたいですね。
(参考:ネーミング辞典)
盾のデザインが雌の獅子である理由は、武器の強化を重ねると分かる
「願いを叶えるランス」の解説を終えたところで、お次はテリオス=ダオラの盾デザインについてのアレコレをご紹介します。
クシャルダオラ素材で作られた武器は、どの武器種でも動物を模したデザインが取り入れられていることに気づいている方は多いかと思います。
ランスもその例に漏れず、
盾デザインが雌のライオンとなっています。
・・・
なぜ雌のライオンなのか?
これについても理由はちゃんとあります。
そのヒントは、
テリオス=ダオラをG級素材(マスターランク素材)で強化した際の武器名に隠されています。
最終強化、レグルス=ダオラ
G級(マスターランク)が存在する作品では、「テリオス=ダオラ」を「レグルス=ダオラ」へと強化できます。
サンブレイクでマスターランクが追加されるということで、おそらくレグルス=ダオラも復活するだろうと考えております。
「テリオス」は「願いを叶える」という意味でしたが、「レグルス」は次のような意味があります。
獅子座の一等星のこと。
また、ラテン語で「小さな王」という意味もある。
※参考1:星座図鑑 しし座
※参考2:レグルスとは(Wikipedia)
そう、星座が由来しているんですね。
Wikipediaさんから一部を引用させて頂き、レグルスの意味についてもうちょっと深く見てみます。
しし座で最も明るい恒星で全天21の1等星の1つ。1等星の中では最も暗い。
Wikipedia「レグルス」より
星座について全く無知な筆者からしたら「つまりどういうこと・・?」なんですが、とりあえず輝かしい存在であることは何となく分かります。
また、レグルスはラテン語で「小さな王」という意味もあることから、盾デザインが百獣の王と呼ばれるライオンの雌であることにも納得がいきます。
ちなみに、クシャのガンランスの盾は雄のライオンとなっています。
レグルス=ダオラ。
小さな王=ダオラ・・
すなわちクシャルダオラは小さな王だった・・?
毎回思うのですが、
こういう武器名を考えている開発陣の方々って知識量が本当に豊富ですよね。
さてさて、いよいよ次はテリオス=ダオラの実物を紹介しちゃいますよ。
※実物(ただし小さめ)
実物「テリオス=ダオラ」を紹介
テリオス=ダオラはゲーム内のみならず、過去には武器フィギュアとしても販売されていました。
というわけで、
ここからはテリオス=ダオラの武器フィギュアを使って本武器の魅力に迫ります。
こちらの武器フィギュアは2009年に発売された「モンスターハンター狩猟武器コレクションVol.1」の「テリオス=ダオラ」です。
フィギュアになっても変わらないカッコ良さ
武器フィギュアになってもテリオス=ダオラの格好良さは受け継がれています。
実際のゲーム内にあるような、武器本体の鈍い輝きまでは再現されていませんが、それでも武器の模様や持ち手の先端の爪の装飾などはしっかりと再現されています。▼
写真では少し見づらいですが、バンプレート(持ち手を覆う装飾)の裏側の模様も再現されています。
細かいけど凄い!▼
また、下記画像を見れば、グリップ(持ち手)部分の模様なども武器フィギュアでかなり正確に再現されているのがお分かりいただけるかと思います。▼
抜槍ギミックも一部再現できる!
こちらの武器フィギュアには、小さいながらちょっとしたギミックが搭載されています。
それが何かと言うと、抜槍時の持ち手が伸びるというもの。
まず、実際のゲーム内での槍の挙動を見てみてください。▼
ちょっと分かりづらいですが、抜槍を終えた時に僅かに持ち手が伸びています。
納刀時に持ち手の先端が一瞬短くなるのも分かるかと!
この些細なギミックが、武器フィギュアにも反映されているのです!▼
一見、可動式には見えないですよね(笑)
テリオス=ダオラには持ち手が伸びるギミックのほか、「抜槍時に槍身が伸びる」というギミックもありますが、これはさすがに武器フィギュアでは再現出来ないようです。
盾デザインの迫力もそのまま。
テリオス=ダオラの特徴的な盾ですが、こちらも武器フィギュアでかなり忠実に再現されています。
こんなところも!
ゲーム内でも見られる、
盾の裏側に取り付けられている革紐の持ち手。
こちらの革紐の持ち手も武器フィギュアの方で再現されています。▼
※デザインは違う
小さな武器フィギュアとはいえ、こういった細かい部分まで再現されているのはファンにとっては嬉しいです。
まとめ
長らくお付き合い頂きありがとうございました!
ここからは本記事の要点まとめです。
今回はせとさん主催のTwitter上のアドベントカレンダー企画、「モンハン愛をカタチに2021」の投稿作品として
“願いを叶えるランス”を知っていますか?
というテーマでテリオス=ダオラの紹介記事を書きました。
テリオス=ダオラはMH2から登場している歴史あるランスで、
シンプルながら渋い槍デザインと雌の獅子を模した盾が特徴的なランスです。
筆者のアイコンにもなってます!
テリオス=ダオラの「テリオス」とは、
古代ギリシャ語で「願いを叶える」
という意味でした。
願いを叶える→テリオス・・
つまり、テリオス=ダオラは「願いを叶えるランス」というわけです。
特別強いランス、というわけではないですが、
どの作品でも実用レベルであることがほとんどです。
テリオス=ダオラをG級素材で強化することで「レグルス=ダオラ」へと進化しますが、
この「レグルス」の意味は
・獅子座の一等星
・ラテン語で「小さな王」
でしたね。
これこそが、
鋼氷槍系統の盾デザインが雌の獅子である理由ということもお話ししました。
武器名の由来を
色々考察するのも楽しいものです。
あとがき
「モンハン愛をカタチに」の企画を通じて筆者テクを知ってくださった方も多くいらっしゃるかと思いますので、最後にちょっとだけ自己紹介を。
普段はランスを担いで狩場に駆け回ったり、クシャルダオラと戯れたり、当ブログの更新を行っていたりしてます。
Twitterはこちら!
→@Tech_Lancer
本記事は以上となります。
ここまでお読み頂きありがとうございました!
ではまた!
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