・威力値について詳しく知りたい方
・ガード性能、煽衛、デュエルヴァインを組み合わせて使う場合の判断基準が知りたい方
・全てのガードランサー
こんばんは。テク(@Tech_Lancer)です。
ランスに欠かせないスキルの一つ、ガード性能スキル。
サンブレイクでは上記に加え、
ランスの鉄蟲糸技の「デュエルヴァイン」にガード性能UP効果が付与され、
Ver12からはガード性能スキルを内包した新スキル「煽衛(せんえい)」が登場しましたね。
これによって、後述の理由からランスのガード性能を底上げできるようになりました。
ガードランサーとしては非常に嬉しいことです!
デュエルヴァインや煽衛スキルは「ガード性能スキル」と重複します。
そのため、ガード性能Lv5+煽衛Lv3+デュエルヴァインといった組み合わせでは、
威力値100を超える大技をも通常ガードで後退なし&削りダメージ無しでガードできます!
【関連記事】
【サンブレイク】ランスで煽衛Lv3+ガード性能Lv5+デュエルヴァインを使うとどうなる?重複の仕様を徹底検証してみた!
【サンブレイク】大不評から一変して進化したデュエルヴァイン。その性能で翔蟲消費量1でいいんですか!?【大歓喜】
このように、ガード性能を上げられる選択肢が増えたことで、スキルの幅もかなり広がりました。
しかし、逆にこう思った方もいらっしゃるのではないでしょうか?
「ガード性能と煽衛、デュエルヴァインが重複するのは分かった。でも、どういう基準でガード性能UP系スキルのLvを調整したら良いの?」
安心してください。
ガード性能スキルによる「威力値軽減の仕様」について理解していただくことで、案外すんなりとスキル選びができるようになります!
本記事で頻出する「威力値」についても、しっかり解説しますよ。
というわけで今回は、
これを覚えるだけで、ガード性能UP系スキルの選び方が格段にラクになります。
というテーマで、ガード時の後退を無くせるスキルの組み合わせの判断基準について、
「威力値という言葉を初めて聞いたよ」という方でも「分かりやすい!」と思っていただけるように、
・威力値とは何か?
・モンスターの威力値はどこを見れば分かるのか?
・ガード性能、煽衛、デュエルヴァイン、それぞれの威力値軽減効果量の紹介
・ガード性能UP系スキルの威力値軽減効果の仕組み
といったことを、ランス&ガード性能スキルと10年以上付き合ってきた筆者が解説していきます。
この記事を読むことで、ガードランサーとしてはぜひとも覚えておきたいガード性能周りの仕様について深く理解でき、
自分自身の思考力で「モンスターごとに適正なガード性能UP系スキル」を選べるようになります。
・威力値とは、モンスターの技ごとに設定されている「ガードリアクションの大きさ」を決めるための数値
・威力値の確認方法は公式ガイドブックを見る(有料の書籍)
■ガード性能の威力値軽減効果量
・Lv1:-10
・Lv3:-20
・Lv5:-30
■煽衛の威力値軽減効果量
・Lv1:-10
・Lv2:-20
・Lv3:-30
■デュエルヴァインの威力軽減効果量は-20
→ガード性能UP系スキル(デュエルヴァイン含)によってモンスターの攻撃の威力値を下げ、「威力値39以内」に抑えることで、ランスは通常ガード時に後退無しになる
・ガード性能・煽衛・デュエルヴァインの組み合わせのうち、威力値39以内に抑えられるパターンは多数存在!
威力値「39以内」に収めることで後退無しになるのはランス・ガンランスの場合です。大剣やチャージアックス等は異なりますのでご注意!
※威力値についてはもう知ってるよという方は、目次の『ガード性能UP系スキルによる「威力値軽減の仕組み」について』からお読みいただければと思います。
威力値とは「モンスターの技ごとに設定されている、ガードリアクションの大きさを決めるための数値」
ここでは、冒頭より頻出している「威力値」とは何かを簡単に説明します。
威力値をざっくりと説明すると「モンスターの技ごとに設定されている、ガードリアクションの大きさを決めるための数値」です。
ハンターでいう「モーション値」に似ているかも。
威力値の数値が小さいほどガード時の後退リアクションが小さくなり、数値が大きくなるほどガード時の後退リアクションが大きくなります。
実際に見てみよう!
まずは後退が無い場合の例です。▼
リオレイアの咆哮の威力値は「0」であるため、ガード時に後退が全く発生しないのです。
そしてこちらが、後退【大】の例となります。▼
対して、リオレイアのサマーソルトは威力値が「75」と非常に高いです。
そのため、ガード時には後退【大】が発生するんですね。
こういった高い威力値の攻撃をガードした時、後退リアクションを減らす役目を担っているのが
- ガード性能スキル
- 煽衛スキル
- デュエルヴァイン(ランスの鉄蟲糸技)
なのです。
ガード性能UP系スキルをつけることで威力値が軽減される仕組みについては、後ほど詳しく解説します!
・威力値とは、モンスターの技ごとに設定されている「ガードリアクション(後退)の大きさ」を決めるための数値
・威力値が小さいほどガード時の後退が小さく、威力値が大きいほどガード時の後退も大きくなる
・ガード性能、煽衛、デュエルヴァインはガード時の後退を軽減する役割を担っている
威力値はサンブレイクの公式ガイドブック(有料書籍)に記載されている!
「威力値については大体分かった。でも、モンスターの技ごとに設定された威力値ってどこを見たら分かるの?」
と思った方もいらっしゃると思います。
ここでは、そんな疑問にお答えします。
モンスターの技ごとに設定された威力値は、ゲーム内のハンターノート等には記載されていません。
では何を見て威力値を確認すれば良いのかというと、大型書籍として販売されている「モンスターハンターライズ:サンブレイク 公式ガイドブック」です!▼
サンブレイクの公式ガイドブックには、威力値だけでなく
- モンスターの肉質
- 武器のモーション値(攻撃力)
- モンスターの技ごとに設定された攻撃力(威力値とはまた別)
- モンスターの技ごとに「ガード可能か不可か」の記載
などなど、モンスターについてより深く理解したいハンターには嬉しいデータが事細かに記載されています。
全ハンターにおすすめしたい書籍ですが、ランサーこそ手に取っていただきたい収録内容になっております。
本記事の内容に直結する部分もあるので・・
定価は3,080円ですが、AmazonのKindle版(電子書籍)では2,772円と若干安くなっています。
公式ガイドブックは大型本ゆえに場所を取られやすいため、個人的には電子書籍版での購入をおすすめします。
紙媒体と同じ収録内容でありながら価格も安いですしね。
「所有感が欲しい」「紙媒体として欲しい」という方は、紙媒体を買っても良いでしょう。
公式ガイドブックの収録内容はVer11(大型アプデ第一弾)まで!
一つ注意したいのが、公式ガイドブックに記載の内容は、サンブレイクのVer11までの要素となっております。
「ナルガクルガ希少種」や「紅蓮滾るバゼルギウス」等が追加された、サンブレイクの大型アプデ第一弾ですね。
そのため、Ver12から実装されたタマミツネ希少種やエスピナス亜種に関連するデータや、傀異克服個体などについては記載されていません。
なお、Ver12実装のモンスターで「ガード強化が必要&ガード強化があってもガードできない攻撃」については、筆者が実際に検証して下記記事にまとめています。
【関連記事】
【サンブレイク】ガード強化でガードできる攻撃まとめ!【MR追加分】
公式ガイドブックに記載されていない内容のガード周りについては、ぜひ当ブログをご活用ください。
公式ガイドブック内ではどんな感じで威力値が記載されているの?
書籍の内容を丸ごと記事内に載せるのはよろしくないので、一例として「こういう感じでモンスターの技ごとのデータが記載されているよ〜」という画像を作ってみました。▼
上記の表のうち、「威力」と記載されている箇所が「威力値」にあたります。
ここの「威力」の数値を見て、ガード性能UP系スキルのLvを調整していくわけですね。
威力値が大きい技の種類が多ければガード性能のLvを高くしたり、逆に威力値が低めの攻撃が多い場合はガード性能のLvを低くしてみたり。
・威力値の確認方法は、サンブレイクの公式ガイドブックを見る
・公式ガイドブック内のモンスターのデータのうち、「威力」と記載されている箇所が威力値に該当
・公式ガイドブックの収録内容はVer11までの要素
次の項目では、いよいよガード性能UP系スキルのLv調整の判断基準を紹介しますよ。
ガード性能UP系スキルによる「威力値軽減の仕組み」について
ここでは、ガード性能UP系スキルによる「威力値軽減の仕組み」を紹介していきます。
文字だけでの説明では複雑になってしまうため、一部は図を用いながら解説します。
ここを押さえれば、ガード性能UP系スキルのLv調整が格段にラクになります!
ランスは「威力値0〜39まで」の攻撃を後退無しでガードできる
「ランスはトップクラスのガード性能を誇る」とも公式で謳われる通り、標準のガード性能が高めに設定されています。
ランスの標準のガード性能は下記の通りです。
■ガード時に後退が無い
・威力値0〜39
■ガード時に後退【中】が発生
・威力値40〜49
■ガード時に後退【大】が発生
・威力値50〜
つまり、どれだけ威力値が高い攻撃技であっても、
威力値を39以内に抑えることで、ガード時の後退が完全に無くなるのですね。
威力値を抑えるために存在するのが「ガード性能」や「煽衛」、そして「デュエルヴァイン」となります。
これらは、モンスターの技ごとに設定された威力値を一定値下げる効果があります。
【威力値軽減効果量の一覧】
■スキル:ガード性能
・Lv1:-10
・Lv3:-20
・Lv5:-30
■スキル:煽衛
・Lv1:-10
・Lv2:-20
・Lv3:-30
■鉄蟲糸技:デュエルヴァイン
・-20
ガード性能UP系スキルで下げられる威力値軽減の仕組みを図解で紹介
ここでは、ガード性能UP系スキルを使うことで下げられる威力値の内部的な仕組みを、図を用いながら解説します。
リオレイアの単発火ブレスを例にしますね。
レイアの単発火ブレスの威力値は「60」です!
ランスは「威力値0〜39までの攻撃を後退無しでガードできる」と先ほど説明しました。
しかし、今の状態では単発火ブレスが威力値60となっているので、ガードした場合は後退【大】が発生してしまいます。
ここで、ガード性能Lv1を採用してみます。▼
ガード性能Lv1は威力値を-10する効果があると説明しましたね。
単発火ブレスの威力値60が-10され、50となりました。
しかし、威力値50は後退【大】が発生するため、ガード性能Lv1ではまだ足りないことが分かります。▼
続けて、威力値が-20されるガード性能Lv3を採用してみます。▼
ガード性能Lv3の威力値-20により、単発火ブレスの威力値60が-20され、40となりました。
威力値40になったので、後退が【大】ではなく【中】に軽減されましたね!▼
では、ガード性能Lv5を採用してみます。▼
ガード性能Lv5によって下げられる威力値は-30でしたね。
単発火ブレスの威力値60が-30され、30となります。
威力値30はランスでガードした場合は後退無しとなるため、ようやく完全にガードできるように!▼
このように、ランスにガード性能スキルをつけた時に後退リアクションが軽減される仕組みは、
ガード性能のLvに応じて、モンスターの攻撃技ごとに設定された威力値を一定値下げることで、後退を軽減させている
と思ってもらえればOKです!
【おまけ】
上記に掲載した図解を動画としても作りましたので、ついでに見ていってもらえれば。▼
スキル「煽衛」や鉄蟲糸技「デュエルヴァイン」による威力値軽減の仕組みは「ガード性能スキル」と同じ!
「ガード性能スキルの威力値軽減の仕組みは分かったけど、煽衛やデュエルヴァインはどうなの?」と思った方もいらっしゃるかと思います。
結論から言うと、煽衛とデュエルヴァインの威力値軽減の仕組みはガード性能スキルと全く同じです!
もう一度、ガード性能スキルや煽衛、デュエルヴァインによる威力値軽減効果量を見てみましょう。▼
■スキル:ガード性能
・Lv1:-10
・Lv3:-20
・Lv5:-30
■スキル:煽衛
・Lv1:-10
・Lv2:-20
・Lv3:-30
■鉄蟲糸技:デュエルヴァイン
・-20
上記に記載の威力値軽減効果量をそれぞれ覚えておくと、
- ガード性能
- 煽衛
- デュエルヴァイン
の3つを組み合わせて使いたい時、非常に役立ちます。
例えばこんな時!
「威力値70の攻撃を後退無しでガードしたいけど、ガード性能Lv5じゃ足りないな・・。あ、煽衛も使えばいいや!でも、煽衛のLvはどれにしたらいいんだろ・・?」
お答えします!
まず、「威力値70の攻撃はガード性能Lv5では足りない理由」は、先ほども説明した通り威力値39以内に収まっていないからですね。
・威力値が70の攻撃
・ガード性能Lv5で下げられる威力値は-30
→70-30=40なので、あと威力値を-10しないと後退無しにならない
煽衛Lv1の威力値軽減効果量は「-10」でした。
つまり、ガード性能Lv5(威力値-30)と煽衛Lv1(威力値-10)を併せて使うことで、威力値軽減効果量は合計で-40になります。
これにより、威力値70が-40され、最終的な威力値は30となるため、後退無しでガードできるようになるわけです。
上記では、「ガード性能Lv5+煽衛Lv1を使うことで、威力値70攻撃を後退無しでガードできるようになる」と説明しましたが、これだけが正しい答えではありません。
威力値が最終的に39以内に収まれば良いので、例えば
※威力値70攻撃を後退無しでガードしたい場合
- ガード性能Lv3(威力値-20)+デュエルヴァイン(威力値-20)
- ガード性能Lv1(威力値-10)+煽衛Lv1(威力値-10)+デュエルヴァイン(威力値-20)
といった組み合わせでも問題ないのです。
組み合わせ方はいろいろあります!
ちなみに、威力値100攻撃を後退無しでガードしたい場合は、
- ガード性能Lv5+煽衛Lv3+デュエルヴァイン
- ガード性能Lv5+煽衛Lv2+デュエルヴァイン
- ガード性能Lv3+煽衛Lv3+デュエルヴァイン
の3パターンとなります。
威力値100攻撃を後退無しでガードしたい場合は、威力値を-70する必要がありますからね。
【関連記事】
【サンブレイク】ランスで煽衛Lv3+ガード性能Lv5+デュエルヴァインを使うとどうなる?重複の仕様を徹底検証してみた!
・ランスで後退無しでガートしたい場合、威力値を39以内に抑えること!
・ガード性能・煽衛・デュエルヴァインの組み合わせのうち、威力値39以内に抑えられるパターンは多数存在!
・各モンスターの技ごとの威力値は、公式ガイドブックを見よう!
まとめ
さて、まとめです。
今回は
これを覚えるだけで、ガード性能UP系スキルの選び方が格段にラクになります。
というテーマで、
- 威力値とは何か
- 威力値はどこで確認できるのか
- ガード性能UP系スキルによる威力値軽減の仕組み
- ガード性能、煽衛、デュエルヴァインを組み合わせて使う場合の判断基準
について解説しました。
ガードランサーにとっては非常に役立つ内容だったかと!
威力値とは「モンスターの技ごとに設定された、ガードリアクションの大きさを決めるための数値」です。
威力値が小さいほどガードリアクション(後退)は小さくなり、威力値が大きくなるほどガードリアクションも大きくなることをお伝えしました。
ガードランサーは威力値の把握が大事!
そして、威力値を確認する方法は「サンブレイクの公式ガイドブックを見ること」ですね。
Amazon等の通信販売サイトや本屋さんで販売されており、定価は3,080円となっています。
公式ガイドブックにはサンブレイク本編の攻略情報はもちろん、
- モンスターの肉質の詳細
- 武器のモーション値
- モンスターの攻撃技のデータ(威力値やガード可否等)
といった情報が詰め込まれています。
威力値が事細かに掲載されていることから、ランサーにこそ手に取っていただきたい本です。
書籍の掲載内容がVer11までの要素である点は注意!
「ガード性能UP系スキル&デュエルヴァインによる威力値軽減の仕組み」では、下記のことを解説しました。
- ランスは威力値39までの攻撃を後退無しでガードできる
- ガード性能、煽衛、デュエルヴァインによって、モンスターの攻撃の威力値を一定数下げられる
- 威力値39以内に抑えられる「ガード性能・煽衛・デュエルヴァイン」の組み合わせは複数パターン存在
本記事で最も重要なところです。
ガード性能、煽衛、デュエルヴァインによって軽減できる威力値は下記の通りです。
■スキル:ガード性能
・Lv1:-10
・Lv3:-20
・Lv5:-30
■スキル:煽衛
・Lv1:-10
・Lv2:-20
・Lv3:-30
■鉄蟲糸技:デュエルヴァイン
・-20
これらを組み合わせることで、高い威力値も39以内に抑えられます!
【関連記事】
【サンブレイク】ランスで煽衛Lv3+ガード性能Lv5+デュエルヴァインを使うとどうなる?重複の仕様を徹底検証してみた!
【サンブレイク】ガード時の後退とおさらば!「煽衛Lv3」と「ガード性能Lv5」を含めたランス装備を1つ紹介。
当ブログではこんな感じで、モンハンのランスにまつわる情報を随時発信中です。
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今後の記事更新の励みにもなります!
本記事は以上となります。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
ではまた、次回の記事でお会いしましょう!
コメント
公式ガイドブック使い方の取説のような丁寧な解説ありがとうございます(^^)
ガイドブックはデータだけ並んでて使い方が難しいですもんね(^_^;)
ガード性能について確認するには、ここの記事とガイドブック!
テクさんまとめてくださりありがとうございます
マッサンさん、コメントありがとうございます!
まさに公式ガイドブックの取説ですね(笑)
>>ガード性能について確認するには、ここの記事とガイドブック!
とても嬉しいです、こちらこそありがとうございます!