どうも、ランス愛好家のテク(@Tech_Lancer)です。
モンハンライズ:サンブレイクの無料大型タイトルアップデート第5弾(Ver15)で複数追加された百竜装飾品ですが、その中にランス専用の百竜装飾品が存在します。
その名も「盾撃竜珠【2】」。読み方はおそらく「じゅんげきりゅうじゅ」。
盾撃竜珠によって付与される効果は、
入れ替え技「ガード」使用時に、通常ガードで受けた攻撃で大きくのけぞらなかった場合に攻撃判定と気絶値を付与する
という画期的なものです。
「MHF」経験者の方にとっては、「反射」スキルを連想する方も多い模様。
「盾撃(ガードバッシュ)」は百竜装飾品で発動するスキルですが、上位までの百竜スキルでは存在しませんでした。
そのため、盾撃はサンブレイクで初登場のスキルとなります。
というわけで本記事では、
ガードランサーが分かりやすく解説!
というテーマで、
盾撃竜珠によって発動する「ガードバッシュ」スキルについて解説していきます。
この記事を読むことで、
- 盾撃竜珠の生産方法
- 盾撃の効果
- 盾撃の効果が適用されないアクション
- 盾撃のモーション値
- 盾撃で与えられる気絶値
といったことが分かります。
それではいってみましょう〜
盾撃竜珠の概要
盾撃竜珠【2】はアマツマガツチの素材を使って生産できる、ランス専用の百竜装飾品となります。
これまでランス専用の百竜装飾品は無かったので、「ランス専用」のテキストがちょっと嬉しいですね。
他に盾撃竜珠の生産に必要となる素材は「明王原珠」だけですので、傀異化素材は不要です。
盾撃の大まかな仕様は下記になります。
・百竜スロットLv2があれば発動可能
・入れ替え技「ガード」時かつガード単体で攻撃をガードした際、大のけぞりが発生しなかった場合に攻撃ダメージと打撃ダメージ(気絶値)を与える
・「カウンター突き」や「ガードダッシュ」、「シールドチャージ」など、「通常ガード」以外のガード判定を伴うアクションに関しては効果適用外
・盾撃のモーション値は「35」
・与えられる気絶値はシールドチャージ経由の盾攻撃とほぼ同一(気絶値40前後)
あと、盾撃は盾を使っての攻撃となるので武器の属性値は乗りません。
盾撃(ガードバッシュ)が適用されるのは「ガード」単体のみ
盾撃の効果が発動する条件を、ここで改めて確認しておきましょう。
盾撃は、下記3つの条件を全て満たすことで、初めて効果が発動します。
- 入れ替え技で「ガード」を設定している
- R(またはZR)押下で発動できる普通の「ガード」で攻撃を受ける
- ガード時に「のけぞり(大)」が発生しなかった場合
盾撃はあくまで普通のガードでのみ発動するスキルとなっているため、カウンター突きやガードダッシュなどの「ガード判定を伴うアクション」については効果適用外です。
意外と発動条件はシビアです。
また、通常ガードであっても、仲間の攻撃をガードした際には盾撃の効果が発動しないようです。
下記に、盾撃の効果適用外となるアクションを記載しておきます。
・カウンター突き
・ガードダッシュ
・シールドタックル
・パワーガード
・ジャストガード(判定時間外の通常ガード)
・シールドチャージ
・アンカーレイジ
・流転突き(発動直後のガード判定中)
・デュエルヴァイン(クローズジャンプ時のガード判定中)
なお、
- ガードダッシュ
- シールドタックル
- シールドチャージ
の3つにおいては、モーション終了後に普通の「ガード」に移行します。
そのため、各モーションが完全に終わった後のガード状態であれば、盾撃の効果が発動します。
ちょっとややこしいですよね。
盾撃の打撃ダメージが発生するアクションも下記に記載しますね。
・「ガード」単体
・突進→ガードボタン押下による急停止ガード
・シールドチャージ→ガードボタン押下による急停止ガード
盾撃発動時の実際の挙動を見てみよう
「盾撃の効果や発動条件は分かった。でも、盾撃発動時の挙動ってゲーム内ではどんな感じなの?」と思った方もいらっしゃるでしょう。
ここでは、盾撃(ガードバッシュ)の発動条件を満たした際の挙動を紹介します。
こちらをご覧ください。▼
通常のガードで攻撃を受けた際、ダメージと気絶値を与えていることがお分かりいただけると思います。
頭の位置が低いモンスターに対して有効!
ちなみに、「ジャストガード」を使っているとき、盾をクルッと回すモーション終了後は通常のガードへと移行しますが、ジャスガ判定時間外の「ガード」では盾撃が発動しません。▼
スキル説明文通り、本当に「通常ガード」選択時にのみ発動するスキルなんですね。
なお、入れ替え技が「ガード」の場合、下記のコンボであれば「盾撃」の発動が確認できました。
- 突進→R(またはZR)で停止
- シールドチャージ→R(またはZR)で停止
やはりというか「ジャストガード」選択時は、上記のコンボであっても「盾撃」が発動しませんでした。
また、盾撃による打撃攻撃は斬れ味を消費しません。
このあたりはガードダッシュまたはシールドチャージからの盾攻撃や、シールドタックルと同様ですね。
盾撃が発動する「ガード時ののけぞり(ノックバック)」の種類
盾撃の効果発動条件の一つとして、「ガード時に大きくのけぞらなかった時」とあります。
ランス初心者さんの場合、「『大きくのけぞらなかった』ってどんな時?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
ランスのガード時ののけぞりモーションは3種類存在します。
・のけぞり無し
・のけぞり(中)
・のけぞり(大)
このうち、盾撃の効果が発動するのけぞりモーションは「のけぞり無し」と「のけぞり(中)」の2つになります。
各のけぞりモーションの詳細については、下記記事をご覧ください。
【関連記事】
【モンハンライズ】今さら聞けない?ガード性能とガード強化の違いを”超基礎”からやさしく解説!
リンク先の記事では「後退」と表現していますが、「のけぞり」と同じ意味と思ってください。
のけぞり無しの時と、のけぞり(中)の時とで与えられるダメージの変化はない
盾撃の効果が発生した際、モンスターに与えられるダメージは
- のけぞり無し
- のけぞり(中)
どちらであっても変化はありません。
その証拠に、下記の動画をご覧ください。
どちらもダメージが「76」ですね!
盾撃のモーション値は「35」
モーション値=武器の技ごとに設定された威力のこと!
盾撃のモーション値は「35」となっています。
固定ダメージではないので、武器の攻撃力が高ければ高いほど、盾撃で与えられるダメージも増えます。
※中段突き&上段突き(どちらも3回目)のモーション値は「33」なので、盾撃のモーション値はこれらの突き攻撃より若干高いです。参考までに。
【モーション値の算出方法】
与えたダメージ÷(武器の攻撃力*斬れ味補正)*100
モーション値の計算式にならい、下記で実際に計算してみます。
検証装備は「カムラノ傑鎗(傀異スロ拡張Lv7まで解放済み)」で、護符爪あり&防具なしです。▼
紫ゲージなので、ここでは斬れ味補正が「1.39」ですね。
上記の計算式に当てはめると、下記のようになります。
195÷(400*1.39)*100
=195÷556*100
=0.35*100
=35
以上が、モーション値が「35」である理由です。
盾撃によって与えられる気絶値は、シールドチャージ経由の盾攻撃とほぼ同じ(気絶値40前後)
盾撃(ガードバッシュ)は打撃属性の攻撃でもあるため、頭に対して当てるとスタンも狙えます。
もちろん、「KO術」によるスタン値増加も適用されますよ。
気になる気絶値は、およそ40前後と思われます。
というのも、
- 修練場のメカ蛙に対して一定間隔で盾撃を当てた際
- シールドチャージ経由の盾攻撃(気絶値40)を、盾撃と同じ間隔で当てた際
に、合計3回でメカ蛙をスタンできました。
以下の動画をご覧ください。
蛙のブレス発射後、約3秒のクールタイムがありますよね。
この3秒を脳内で測りながら、シールドチャージ経由の盾攻撃をメカ蛙に対して当ててみました。
ご覧のように、それぞれ3回の打撃攻撃によってメカ蛙がスタンできることが分かりますね。
以上が、盾撃で与えられる気絶値はシールドチャージ経由の盾攻撃と同等の40前後なのではないかと思う理由です。
多段ヒット攻撃にも対応!(1ヒットにつき1回の打撃ダメージが発生)
「ガードした攻撃が多段ヒット攻撃だった場合、盾撃の挙動はどうなるの?」と思う方もいらっしゃるかと思うので、実際に検証してみました。
結論から言うと、多段ヒット攻撃にもしっかり対応しています。
つまり、1ヒットにつき1回の打撃攻撃が発生するわけですね。
例えば、下記動画をご覧ください。
大タル爆弾Gを2つ同時に爆発させた際、メカ蛙に対して合計5ヒット発生していますよね。
この5ヒットの内訳はこうです。
- ガード突き(1ヒット)
- 爆弾による爆風(1ヒット×2)
- 盾撃による打撃攻撃(1ヒット×2)
実際、画面上で盾撃による打撃ダメージ「150」が二つ同時に出ているのがお分かりいただけると思います。
これは地味に嬉しい仕様!
盾撃は扱いが難しいスキルではある
盾撃の仕様を解説してきましたが、こう思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。
「あれ?盾撃って発動条件がかなり限られているし、あまり使えないのでは?」
・・そうなのです。
ガードランサーな筆者からしても、盾撃は扱いが正直難しいと思っています。
- 通常ガード使用時、かつ「ガード単体」で攻撃を受ける必要がある
- カウンター突きやガードダッシュなど、ガード判定が内包されたアクションは効果適用外
- スタン目的であれば、盾撃と同等の気絶値を持つシールドチャージからの盾攻撃を使う方が良い
といった理由があるからですね。
せっかくの新スキルなのにもったいない・・!
せめてカウンター突きやガードダッシュといった、ガード判定が内包されたアクションにも盾撃の効果が乗る仕様だったら、使い勝手は上がっていたでしょう。
とはいえ、連続攻撃が激しく、こちらがなかなか反撃に出づらい傀異克服シャガルマガラなどを相手取る際は、ガードバッシュは結構なダメージソースとなります。
モンスターの突進などの迎撃手段としては有用!
盾撃(ガードバッシュ)の難点を上記で挙げましたが、使い道はちゃんと存在します。
それが何かというと、モンスターの突進攻撃などの迎撃手段として使うことです。
盾撃の効果は通常ガードで攻撃を待ち受けておくだけで発動できることは、記事中で解説しましたね。
これをうまく利用して、モンスターに気絶値がある程度溜まった状態で突進攻撃をガードすれば、そのままスタンだってできちゃいます!▼
こういった使い方ができるので、慣れない相手に対しては防御に徹することも悪くないでしょう。
他には、ラングロトラの転がり攻撃のカウンターにも非常に有用です。▼
通常ガードスタイルで立ち回る場合、積極的に盾撃を活用していきましょう!
まとめ
さて、まとめです。
今回は
ガードランサーが分かりやすく解説!
というテーマで、新スキルの「盾撃(ガードバッシュ)」について解説しました。
盾撃の仕様を要約すると、下記になります。
・百竜スロットLv2があれば発動可能
・入れ替え技「ガード」時かつガード単体で攻撃をガードした際、大のけぞりが発生しなかった場合に攻撃ダメージと打撃ダメージ(気絶値)を与える
・「カウンター突き」や「ガードダッシュ」、「シールドチャージ」など、「通常ガード」以外のガード判定を伴うアクションに関しては効果適用外
・盾撃のモーション値は「35」
・与えられる気絶値はシールドチャージ経由の盾攻撃とほぼ同一(気絶値40前後)
使える場面は限られるものの、あったらあったで嬉しいスキルです。
百竜スロットがLv2以上あれば発動できますので、アマツ素材が余っているならば作っておいて損はないでしょう。
本記事は以上となります。
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ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
ではまた、次回の記事でお会いしましょう!
コメント
ガードのみでしか発動しないのは痛い気がしますね。ジャスガなどでも発動するならもう少し評価が高いかも。
とはいえ慣れてないモンスターだとガード固めた方が安心なので、克服シャガルでは試しに使っています。
コメントありがとうございます!
ジャスガも対応していたらかなり強力でしたよね。
おっしゃる通り、じっくりとモンスターを観察しながら立ち回る際にはうってつけのスキルだと思います!
なんでこんなに評価が低いのかわからない…
ジャストガードを絶対成功できる人しか居ない、ってことなのか?ガードランサー、恐るべし…
泊まり勤務の為、毎日プレイはできない社会人ハンターとしてはジャストガードなんてストレスの高いモノはやってられない。
攻撃の起点にするだけで無限に攻撃できてスタンも取れて、めっちゃ便利かつ強いガードバッシュはガンスのロマン砲と同等。
気を張らずにゴリ押しできて安定感も出せるからストレスも少ない。
武器は主にテオ槍のみ。ガードバッシュで状態異常は付かないがガードバッシュ起点で攻撃を当てていくスタイルだから他の攻撃もするし爆破属性は大抵のモンスターに効くので狙うモンスターも選ばず。
攻撃7と心眼2か3と挑戦者5等、ガード系とシナジーの高いスキルで攻撃力を上げて笛装備の巫女さん(妹)辺りを連れていれば更に安定します。
賑やかし要員で弓装備の教官も連れていってます。
巫女さん(姉)でも安定しますが教官との掛け合いが無いので掛け合いのある巫女さん(妹)を連れていってます。
多分、ジャスガばかり使われて普通のガードが使われていなかったのでその調整の為に出したスキルだと思います。
あと、初心者がランスで強敵相手に亀さんしててもなんとか勝機を見い出せる為の救済処置かも知れませんが
コメントありがとうございます!
>>ジャスガばかり使われて普通のガードが使われていなかった
一理ありそうですね。
どうしてもジャスガの方が通常ガードよりもメリットが上回る傾向にありましたし・・
慣れないモンスターを2頭同時に相手取り、
かつ闘技場や塔などが舞台の場合、
亀さん戦法がネタ抜きで有効な戦法になるかもしれませんね!
火力追求よりも安全安定が欲しい、という場合に「楽」ができるスキルだと思ってる。
テオみたいに間髪いれずに攻撃をたたみ掛けてくるような相手に便利。
コメントありがとうございます!
なるほど、それもそうですね!
ガードで身の安全を確保しつつ、
同時にダメージが与えられるのはやはり嬉しいポイントです。
フロンティアの反射スキルを思い出し目頭が熱くなりました老害狩人です。オールドスタイルがメインの私にはとても嬉しい装飾品ですね、デュエルヴァインでガード性能を底上げすればダメージを与える機会も増えるかとアレコレ考えながらスキル構築に沼ってます。
コメントありがとうございます!
フロンティアにも似通ったスキルがあったようですね!
サンブレイクではデュエルヴァインや煽衛など、
通常ガード愛用のランサーにとって嬉しい仕様が盛りだくさんですよね。
ボクも新たな装備構築をするのが楽しみです(笑)
やっぱり棒立ちガードからしか出ないのはかなり痛いですねぇ
癖でガーダ置いちゃったり、意識してガードだけしようとするとミスったりで特攻でいいやってなりましたw
面白そうな装飾品だったのでちょっぴり残念ではあります
からんさん、コメントありがとうございます!
ランスの扱いに慣れているほど、
ガードバッシュの発動機会を逃しやすい側面がありますよね(汗)
連続攻撃が多くてなかなか反撃できない相手にはかなり刺さる装飾品なので、
克服シャガルには重宝しています!
使える範囲が限定的で手数を止めた上で
待つ必要があるのがバッシュのネックですね。
必然的に火力が落ちる事になる。
リーチの短さと打点の低さも気になります。
敵の頭が高いと機能しないと言う事も
考えられますね。
自分で調べたところモーション値は
3突き目(33)<反射<シルチャバッシュ(40)で
なおかつ3突き目に近い数値だったため
恐らく35かと思われます。
スタン値も35で一緒にしてそうな気もしますね。
劫血やられ虫や、スキル”血気”を発動させている場合に、モンスターの部位破壊済みの個所にガードバッシュでダメージを与えると、回復効果は発生するのでしょうか?
コメントありがとうございます!
>>劫血やられ中や血氣発動中に、部位破壊済みの箇所に対してガードバッシュでダメージを与えるとどうなるか
結論から言うと「回復はしません」!
普通の盾攻撃などでは回復しますが、ガードバッシュによる攻撃では回復はしないようです(汗)
わかりました!
原初を刻むメルゼナのような連続攻撃が激しい相手のとき、もしガードバッシュで回復できたら、下手に納刀して薬を飲むより安全かと思ったのですが…
ただ、盾攻撃などなら回復できるということは、シールドチャージとかならガードしながら安全に回復できるかもしれませんね。
参考になりました、ご回答ありがとうございました!
大タルがそれぞれ別でバッシュ判定出るってことは、睡眠時ガードランサー四人で大タル2&小タル置いてガード待機すれば12回もバッシュ出るのかなw
一発でスタン取れそう
コメントありがとうございます!
おっしゃる通り、理論上ではそのようになりますね(笑)
密集状態でバッシュした時の爽快感は病みつきになると思います!