※本記事は「ライズ」時点での流転突き解説記事となりますが、サンブレイクでも対応しています。
・流転突きの詳細
・流転突きのコツ
・流転突きの弱点
こんばんは。テク(@Tech_Lancer)です。
今回はランスの鉄蟲糸技&入れ替え技の中でもかなり強力な
流転突き
について解説していきます。
流転突きは少々クセのある技のため、扱い慣れるまでに時間がかかるかもしれません。
とはいえ、焦らずに練習すればコントロールが効くようになってきますよ。
それではいってみましょう〜
流転突きとは
「流転突き」とはランスの鉄蟲糸技にして入れ替え技の一つで、「るてんづき」と読みます。
初めは「りゅうてんつき」だと思ってました(笑)
流転突きの主な特徴は
ランス中で最高クラスの威力を誇る技
技終了時に「飛び込み突き」「振り向きなぎ払い」に派生可能
翔蟲ゲージを1つ消費
アンカーレイジと入れ替えることで使用可能
技の出始めにはガード判定がある
このガード判定時に相手から攻撃を貰うと、槍が青く光って10秒間攻撃力が上がる
その威力の高さから、百竜夜行クエストで猛威を振るう
短距離なら突進で移動するよりも早い
といった点が挙げられます。
なお、流転突きは必ずしも「2回目に派生しなければならないのか」というとそうではなく、
1回で終えることも可能です。▼
状況に応じて、
「1回で終えるか」
「2回で終えるか」
を瞬時に判断して使い分けることが大事!
ただし1回で終える場合は、その後の
- 飛び込み突き
- 振り向きなぎ払い
に派生させることができない点は注意です。
威力の高さはランスの技中でもトップクラス
流転突きの一撃の威力は非常に高く、GIF動画を見ていただくと分かるかと思いますが、
単発で100を余裕で超えるダメージを叩き出せます。
ライズの公式ガイドブックによると、
流転突きの攻撃力は
1回目が50、
2回目が80
となっています。
この威力の高さから、
百竜夜行クエストで
「反撃の狼煙」が上がっている時に「流転突き」を使うと、
一撃でモンスターを撃退できることさえあります。
流転突きの火力の高さを活かし、流転突きメインで立ち回りたいという方はこちらの記事もぜひご覧になってみてください。
【モンハンライズ】「バベルⅠ」を直接生産して「エルダーバベル」を作っていたランサーがいるらしい
「飛び込み突き」への派生
2回目の流転突きを終えた際に、Xボタンを押すことで強力な飛び込み突きを出すことができます。
どれくらい強力かと言うと、単発であの「溜めなぎ払い」を上回るダメージ量を与えられるほど。
ライズの公式ガイドブックによると、
流転突きから派生して繰り出す「飛び込み突き」の威力は90となっています。
▼溜めなぎ払い
▼流転突き後の飛び込み突き
この時の「飛び込み突き」は通常の飛び込み突きとは異なり、
3ヒットではなく1ヒット攻撃となっています。
この飛び込み突き、
もう「強フィニッシュ突き」と名付けても良いのでは・・
「振り向きなぎ払い」への派生
2回目の流転突きを終えた際、ハンターの進行方向とは逆にLスティックを入力してXボタンを押すと、「振り向きなぎ払い」へ派生できます▼
この「振り向きなぎ払い」の威力は、通常の振り向きなぎ払いと同じ(50)です。
「ガードダッシュ」への派生
2回目の流転突きを終えた際、
- 飛び込み突き
- 振り向きなぎ払い
のいずれかを出した後にはガードダッシュへ派生させられます。
攻撃終了後の隙潰しとしても有効!
ガードダッシュについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
【モンハンライズ】ランスのガードダッシュを基礎から解説!【出し方のコツも】
また、Ver3.1.0配信前は
流転突きから飛び込み突きを出した後、
後方ガードダッシュができない
という不具合が発生していましたが、
Ver3.1.0配信によってこの不具合が解消されて、
流転突きから飛び込み突きを出した後、後方ガードダッシュができるようになりました。
不具合修正についての詳細はこちらです。
【モンハンライズ】ランスの「プレイヤー関連」で修正された3つの不具合まとめ【Ver3.1.0】
2回目の流転突きはスティック入力直後ならキャンセル可能
流転突きは2回目の発動直後(攻撃判定が発生する直前まで)であれば、実は「Bボタン」で発動をキャンセルできます。
あまり使うことがない派生(?)ですが、覚えておいて損はないかなと。
技の出始めのガード判定について
「流転突き」の技の出始めにはガード判定があり、
このタイミングを狙ってモンスターの攻撃を受ける際に「流転突き」を発動させると、
槍が青いオーラを纏い、
この状態は10秒間攻撃力が上昇する
という特徴を持っています。
※この攻撃力上昇効果は以下より
「バフ効果」と表記しています
文字だけだと分かりづらいと思うので、こちらのGIF動画をご覧ください▼
このように、技の出始めにほんのわずかなガード判定があり、ガードに成功すると槍が青いオーラを纏います。
▼ガード判定モーションを超スローモーションで確認
流転突きのガード判定はジャストガードとほぼ同じくらいの短さなので、
バフ効果を狙うのであれば、相手の攻撃をギリギリまで引きつけてから発動させることをお勧めします。
このガード判定にはスキル「ガード性能」の効果が乗るため、
より多くの攻撃で流転突きによるバフ効果を狙いたい場合は
ガード性能スキルを多く積んでおきましょう。
ガード性能スキルについてはこちらの記事にて詳しく解説しています。
【モンハンライズ】今さら聞けない?ガード性能とガード強化の違いを”超基礎”からやさしく解説!
攻撃力上昇倍率は1.1倍
流転突きのガード判定については先ほど解説しました。
本項目では、その攻撃力上昇倍率はいくらなのかについて触れます。
結論から言うと、倍率は1.1倍となっています。
今回は轟槍【独虎】で検証してみました。
計算が簡単にしやすいよう、
力の爪や力の護符、
攻撃スキルやヒトダマドリなどは無しの状態です。
▼こちらが轟槍【独虎】で流転突きのバフ効果を受けた場合の結果。
轟槍【独虎】のデフォルトの攻撃力は230なので、1.1を掛けた場合はこうなります。
230×1.1=253
計算結果通り、実機でも1.1倍の数値となっていますね。
ちなみに1.1倍という補正値はアンカーレイジの橙オーラの倍率と同じです。
アンカーレイジについてはこちらの記事で詳しく解説しています。
【モンハンライズ】アンカーレイジを基礎から解説!【強化持続は対象外】
流転突きのバフ効果が乗っている間に納刀すると、
アンカーレイジ同様に即座にバフ効果が消えてしまうので要注意!
流転突きが活きる場面
流転突きは
- モンスターのダウン中
- 素早く移動したい時
- モンスターの攻撃を迎撃する
といった場面で使うことで、
効率よくダメージを稼げたり、こちらの攻撃チャンスを作ったりできます。
▼こんな感じで、いち早くモンスターに突撃できます。
相手の攻撃先を予測し、2回目の流転突きと飛び込み突きでダメージを大きく稼いだりも。▼
流転突きは鉄蟲糸技でもあるため、
何度か当てると操竜への移行も可能です。
流転突きのコツ
記事の冒頭でもお伝えしましたが、
流転突きの扱いには、ある程度の慣れが必要です。
筆者も最初は上手く操作できず、
あらぬ方向に移動したりしてました(笑)
そんな悩めるランサーさんが
少しでも上達が早くなれるよう、
2回目の流転突きの方向調整のやり方
ディレイの長さを活かして弱点部位に追撃する
流転突きからの飛び込み突きの威力の高さを応用し、モンスターの寝起きドッキリに使う際の位置調整
といった流転突きの使い方のコツをいくつかご紹介しますね。
コツ1:カメラ操作であらかじめ進行方向を決めておく
多くのランサーさんはこの方法を使っている方が多いのではないでしょうか。
1回目の流転突きを出した直後にカメラアングルを操作して、
2回目の流転突きで移動したい方に向いておくことで、スティックを奥に倒すだけで思い通りの場所へ移動できます。
修練場などで
じっくり練習!
コツ2:モンスターの咆哮にあわせて発動させる
流転突きの出始めにはガード判定があるということは先ほどもお伝えしましたね。
この特性を活かして、モンスターの咆哮をガードしてバフを貰いつつ攻撃を加えるといった使い方もあります。▼
モンスターの咆哮中は基本的にこちらの攻撃チャンスでもあるため、積極的に狙ってダメージを稼ぎましょう。
真正面から流転発動でガードする際、
後方へ移動するためのコツとしては
1.流転突きのコマンドを押す
2.バフを貰えたのを確認したらすぐにスティックを手前に倒す
これでバフを貰いつつ後方へ移動できます。
コツ3:「<」または「>」を描くように移動する
直線上にモンスターが居る時など、流転突きでそのまま攻撃を加えても良いのですが、
ちょっとした工夫をすることでよりダメージを稼ぎやすくなります。
ここでは、その応用方法について簡単にご説明します。
流転突きは、技の最後の「飛び込み突き」の威力の高さが魅力でもあるということは先ほどもお伝えしました。
この威力の高い「飛び込み突き」は2回目の流転突き後でないと発動できないため、必然的に流転突きを2回繰り出す必要があります。
しかし、ただ真っ直ぐ移動するだけではモンスターを通り越してしまいますよね。
そこで、流転突き発動後の移動ルートを「<」または「>」を描くようにして移動すると、いい感じに飛び込み突きを当てられます!▼
このように、場合によっては移動と回避を同時にできることもあります。
ちょっとした隙も
攻撃チャンスに変えてしまおう。
コツ4:ディレイを活かして弱点部位に追撃する
流転突きは1発目よりも2発目の威力が高く、弱点部位に当てた際にモンスターが怯むことも多いです。
この時、威力の高い「飛び込み突き」をすぐに出したい気持ちは分かります。
しかし、モンスターのひるみモーションが終わっていない状態の場合は、空振りで終わってしまうこともあるかと思います。
そんな時はディレイの長さを活かして、モンスターのひるみモーションが終わってから「飛び込み突き」を出すのです。
こうすることで、多くのモンスターが弱点とする頭への追撃がしやすくなります。▼
2回目の流転突き終了後、槍を持ち上げ終える直前くらいまで操作受付しているので、タイミングよくXボタンを押して強力な突きをもう一発喰らわせてあげましょう。
寝起きドッキリに使う時の位置調整
流転突き後の「飛び込み突き」の威力はランスの技の中でもトップクラスに高いとお話ししました。
その威力の高さを応用すれば、モンスターの睡眠時の初撃にもうってつけです。
ただ、「飛び込み突き部分のみ」を当てるためには、
流転突きの1回目と2回目はわざと空振りさせる必要がありますよね。
そのコツについて
簡単にご紹介します!
▼クシャルダオラの頭で寝起きドッキリをしてみる
大タル爆弾G1個分くらいのスペースを空けて流転突きを発動させると、いい感じに「飛び込み突き」のみがヒットします。
他のモンスターでは、
微妙に位置調整が変わるかもしれません。
流転突きの往復距離
大タル爆弾Gを基準に、流転突きの往復距離を目視で測ってみたところ、
2回目の移動距離は
1回目の移動距離より若干短い
ということが分かりました。▼
この距離を踏まえると、「飛び込み突き」を睡眠時の初撃にしたい場合は
サイズにもよりますが、モンスターにほぼ密着状態からでも良い感じに当てられそうです。
▼アオアシラで試してみました
流転突きの弱点
ここまで流転突きの「良い点」を主に紹介してきましたが、
ここからは「少々扱いづらい」という部分について書いていきます。
流転突きの弱点としては、個人的には下記の2点があると筆者は考えています。
この2点が何かと言うと、
崖付近で使うと落ちる&段差が登れない
バフ効果を受けやすくするためにはガード性能スキルが必要
といった点が、筆者的に「ちょっと扱いづらいな」と思っている部分です。
以下より、上記2点について詳しく見ていきます。
崖付近で使うと落ちる&段差が登れない
ライズでは従来よりも高低差のあるエリアが減りましたが、
それでも高台などで狩猟する機会はそれなりにあります。
流転突きは崖などの段差に差し掛かった際はそのまま落ちてしまうため、高台での狩猟中などにこうなると少々ストレスを感じることがあります。▼
使う場所は見極める必要がありますね。
また、流転突きで段差を登ることもできないため
段差の上にモンスターが移動してしまった場合など追いかけるのに少し手間が掛かります。▼
バフ効果を受けやすくするためにはガード性能が必要
流転突きの技の出始めにはガード判定があり、これにはガード性能スキルの効果が乗るということを記事内でもお伝えしました。
流転突きもガード性能スキルの影響を受けるということで、以下のようなデメリットが挙げられます。
ガード性能スキルが無い状態で威力の高い攻撃を流転突きで受けてしまうと、
バフ効果を貰えないどころか流転突きが強制的に中断させられる
ガード性能が無いとのけぞってしまう攻撃の見分け方などについては、下記記事にて詳しく解説しています。
【モンハンライズ】ガード性能で軽減できる「威力値」の仕組みを解説【早見表付き】
▼ティガレックスの突進をガード性能なしで流転突きで受けた場合
流転突き自体の攻撃力は高いのでバフなしでも十分に力を発揮してくれるのですが、
少しの時間でもバフ効果を得た状態で立ち回りたい!
という人も多いはず。
また、ガード性能スキルが不要で、かつ火力スキルを優先的に組みたくて「ジャストガード」を使っているランサーさんからすれば
流転突きのバフ効果のためだけに
ガード性能を積むのもなぁ・・
と思っていることでしょう。
流転突きは
- 通常ガード
- ジャストガード
どちらで使っても強力なことに変わりはないですが、
「通常ガード」の方がガード性能スキルを積む機会が多いと思うので、
■通常ガード
・バフ効果を含めて流転突きを使いたいという方向け
■ジャストガード
・バフ効果はおまけ程度で、流転突きのみの火力でガンガン使いたいという方向け
といった感じで分けられるのかなと筆者は考えております。
まとめ
さて、まとめです。
今回はランスの鉄蟲糸技にして入れ替え技の一つである
流転突き
をテーマに解説させていただきました。
流転突きの特徴は以下の通りです。
・1度に2回出すことができる
・流転突きの威力はかなり高く、その後の派生の飛び込み突きはランスの技の中でもトップクラスの威力を誇る
・「アンカーレイジ」と入れ替えることで使用可能
・「飛び込み突き」「振り向きなぎ払い」の派生後は「ガードダッシュ」に繋げることが可能
これを使用して隙潰しもできる
・技の出始めにはわずかなガード判定がある
・ガード判定に合わせてモンスターの攻撃を受けると、ランスが青いオーラを纏って10秒間攻撃力が上がる
・この攻撃力上昇倍率は1.1倍
また、1.1倍という補正率はアンカーレイジの橙オーラと同じということもお話ししました。
そして流転突きの弱点として
・崖付近で使うと落ち、段差を登ることができない
・バフ効果を受けやすくするためにはガード性能スキルが必要
という2点についても解説しました。
流転突きの運用方法としては
■通常ガード
・バフ効果を含めて流転突きを使いたいという方向け
■ジャストガード
・バフ効果はおまけ程度で、流転突きのみの火力でガンガン使いたいという方向け
といった感じで分けられるということもお話ししましたね。
流転突き以外のランスの鉄蟲糸技の記事はこちらにて▼
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コメント
こんにちは。
先日は操竜についてのコメントに対する返信をありがとうございました。
以前より操竜後の動きが良くなりました。アドバイスありがとうございます。
今日は流転突きのGPについてお聞きしたいことがあります。
モンスターのふところに位置しているときに、咆哮を利用して流転突きをしようとしても咆哮を食らってしまう時があります(位置の例:オロミドロの胸元に密着した状態)。翔り虫を使ったエフェクトは確認できました。
流転突きを出す瞬間に、方向転換してモンスの口元に対してハンターが正面になるように方向転換してもなるときがあります。
体感として大きい個体の時にこの現象がおこるのかなぁと思います。(ゴシャハギのふところに位置しているときにも確認)
流転突きはハンターの真上にある攻撃にはGPが発生しないから、大きい個体のときには上からの判定が速く来て流転が失敗になり、小さい個体だと横の判定が上の判定より速く来て成功するという具合なのでしょうか?
分かりにくい文章ですみません。長文乱文失礼しました。
質問の意図が分かりにくくてすみません。
モンスが大きい個体でふところにいるとき、咆哮に対しての流転突きは成功しにくくなる仕様なのか、それとも別の原因で私の単なるミスなのでしょうか。
Alcoholさん、コメントありがとうございます!
操竜後の件、こちらとしてもお役に立てたことが実感できて嬉しいです!
さて本題ですが、
流転のガード判定は『通常ガード時のガード範囲』とほぼ同じです。
そのため、ハンターの頭上から攻撃が来たとしても、
『モンスターの各攻撃に設定されたガード方向』に対してガードしていたなら流転のGPを受けられます!
現象発生時、Alcoholさんはモンスターの懐に潜り込まれていたとのことで、
おそらくは咆哮を流転のGPで受けようとした際に
ガードめくりを喰らった可能性がありますね。
オロミドロやゴシャハギ等、
体高が高いモンスターは特にガードめくりを受けやすいと個人的には思います。
文字でコツを説明するのはちょっと難しいため、
オロミドロの胸元に密着した状態で咆哮を流転突きで受ける際の動画を特別に撮らせていただきましたので、下記リンクからご覧ください!
https://youtu.be/cZ7JUbs4nuY
コメントありがとうございます!
ガードめくりなんてあるのですね……。
勉強になります!
ありがとうございます!